*LANDISKと同じ手法で [#c1bcbb0c]
LANDISKと同じ手法でtelnet loginできるよう設定を行います。~
すなわち、次のような手法でtelnetdを組み込みます。~
-まず、USL-5PのWEB設定メニューを開いて、ネットワークの設定を行い、
-次に、同メニューの"ユーザ設定" からユーザ ''landisk''を作成し、~
-さらには、"ファームウェアの更新" メニューから update.tgz を読み込ませて~
telnetdを組み込みます。
-その直後に、USL-5Pはリブートされ、ユーザ''landisk''でtelnet login可能になります。~
-rootになりたい場合は、''landisk''でログイン後、sudo su コマンドを実行してください。~

&color(red){自己責任で御使用ください。!};~
&ref(usl5p-telnetd-update.tgz); … update.tgz にリネーム後、使用すること。~


*補足 … usl5p-telnetd-update.tgz の内容[#q1773ee8]
-telnetdやinetdをdebian26からコピー~
オリジナルのUSL-5Pにはtelnetdやinetがありません。~
従って、それらのコマンドをどこかから持ってくる必要があるのですが、~
USL-5PのglibcはVersion 2.3系ってこともあり、dodesやiohackの物が使用できないのです。~
~
そこで、glibc 2.3系のdebian26用のそれらコマンドやライブラリを使用することにしました。~
#pre{{
/usr/sbin/inetd 
/usr/sbin/in.telnetd
/usr/lib/telnetlogin
/lib/libgcc_s.so.1
}}

-/mnt/sda1/etc/sudoers~
最終行へ追加しました。
#pre{{
landisk   ALL=(ALL) ALL
}}
-/mnt/sda1/etc/inittab~
inetdの設定が面倒だったので、telnetdはinitから起動するようにしました。~
&color(red){tcpwapperを噛ませてないのでLAN内からのみ、御使用ください。};~
なお、telnetdをinitから起動する場合、オプション"-debug ポート番号"が必要です。~
最終行へ追加しました。~
#pre{{
::respawn:/usr/sbin/in.telnetd -debug 23
}}
-/mnt/sda1/etc/rc.d/rcS~
telnetログインするには、ルートファイルシステムをrwでマウントする必要があります。~
最終行へ追加しました。
#pre{{
# modified by kogiidena-usl5p-telnetd-update.tgz script
mount -o remount,rw /
}}
*補足 … telnetdの解除方法 [#k6f4c03f]
-手動で解除~
telnetdはセキュリティホールになりえるため、解除したくなる場合もあるでしょう。~
そのような場合、telnetログインして以下のファイルを編集してください。~
~
-/etc/inittab~
最終行に追加される、以下の行を削除。(コメント化するのではなく行ごと削除で。※1)~
#pre{{
::respawn:/usr/sbin/in.telnetd -debug 23
}}
-/etc/rc.d/rcS~
下記最終2行の削除もお忘れなく。(コメント化するのではなく行ごと削除で。※1)~
(ルートファイルシステムへの書き込みをオリジナル状態、つまり、禁止状態へ戻します。)~
#pre{{
# modified by kogiidena-usl5p-telnetd-update.tgz script
mount -o remount,rw /
}}
-その後、再起動~
~
-※1…行ごと削除を推奨する理由~
行ごと削除した場合に限り、再度usl5p-telnetd-update.tgz を組み込むことで、~
telnetd を復活させられるから。~

#navi(USL-5P)

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