LANDISKと同じ手法で Edit

LANDISKと同じ手法でtelnet loginできるよう設定を行います。
すなわち、次のような手法でtelnetdを組み込みます。

  • まず、USL-5PのWEB設定メニューを開いて、ネットワークの設定を行い、
  • 次に、同メニューの"ユーザ設定" からユーザ landiskを作成し、
  • さらには、"ファームウェアの更新" メニューから update.tgz を読み込ませて
    telnetdを組み込みます。
  • その直後に、USL-5Pはリブートされ、ユーザlandiskでtelnet login可能になります。
  • rootになりたい場合は、landiskでログイン後、sudo su コマンドを実行してください。

自己責任で御使用ください。!
fileusl5p-telnetd-update.tgz … update.tgz にリネーム後、使用すること。

補足 … usl5p-telnetd-update.tgz の内容 Edit

  • telnetdやinetdをdebian26からコピー
    オリジナルのUSL-5Pにはtelnetdやinetがありません。
    従って、それらのコマンドをどこかから持ってくる必要があるのですが、
    USL-5PのglibcはVersion 2.3系ってこともあり、dodesやiohackの物が使用できないのです。

    そこで、glibc 2.3系のdebian26用のそれらコマンドやライブラリを使用することにしました。
    /usr/sbin/inetd 
    /usr/sbin/in.telnetd
    /usr/lib/telnetlogin
    /lib/libgcc_s.so.1
    
  • /mnt/sda1/etc/sudoers
    最終行へ追加しました。
    landisk   ALL=(ALL) ALL
    
  • /mnt/sda1/etc/inittab
    inetdの設定が面倒だったので、telnetdはinitから起動するようにしました。
    tcpwapperを噛ませてないのでLAN内からのみ、御使用ください。
    なお、telnetdをinitから起動する場合、オプション"-debug ポート番号"が必要です。
    最終行へ追加しました。
    ::respawn:/usr/sbin/in.telnetd -debug 23
    
  • /mnt/sda1/etc/rc.d/rcS
    telnetログインするには、ルートファイルシステムをrwでマウントする必要があります。
    最終行へ追加しました。
    # modified by kogiidena-usl5p-telnetd-update.tgz script
    mount -o remount,rw /
    

補足 … telnetdの解除方法 Edit

  • 手動で解除
    telnetdはセキュリティホールになりえるため、解除したくなる場合もあるでしょう。
    そのような場合、telnetログインして以下のファイルを編集してください。

  • /etc/inittab
    最終行に追加される、以下の行を削除。(コメント化するのではなく行ごと削除で。※1)
    ::respawn:/usr/sbin/in.telnetd -debug 23
    
  • /etc/rc.d/rcS
    下記最終2行の削除もお忘れなく。(コメント化するのではなく行ごと削除で。※1)
    (ルートファイルシステムへの書き込みをオリジナル状態、つまり、禁止状態へ戻します。)
    # modified by kogiidena-usl5p-telnetd-update.tgz script
    mount -o remount,rw /
    
  • その後、再起動

  • ※1…行ごと削除を推奨する理由
    行ごと削除した場合に限り、再度usl5p-telnetd-update.tgz を組み込むことで、
    telnetd を復活させられるから。


添付ファイル: fileusl5p-telnetd-update.tgz 1674件 [詳細]

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Last-modified: 2006-06-13 (火) 20:02:26 (6747d)