リソース削減策(debian26版)

不要デーモンの停止 †

• exim4 … メールサーバ
  メールを使わない方は、デーモンを停止すると良いと思います。
  (baseパッケージに入っているので、もしかしたら、システムが使用しているのかもしれませんが)
  

  landisk:~# /etc/init.d/exim4 stop
  landisk:~# update-rc.d -f exim4 remove
  

• xfs, xprint … フォントサーバ/プリントサーバ
  基本的にX Window Systemは、xtermとemacsが動作すればOKなので、デーモンを停止しました。
  

  landisk:~# /etc/init.d/xfs stop
  landisk:~# /etc/init.d/xprint stop
  landisk:~# update-rc.d -f xfs    remove
  landisk:~# update-rc.d -f xprint remove
  

• atd … キューに入れられたジョブを実行するデーモン
  使ってなさそうなので停止しました。
  

  landisk:~# /etc/init.d/atd stop
  landisk:~# update-rc.d -f atd remove
  

• ※これら設定ファイルを削除しても、dpkg-reconfigureコマンドを実行すれば復活できます。
  

inetdから起動 †

• samba
  
  • smbd
    デーモンプロセスとして常駐する以外に、inetdから起動することも可能。
    リソース節約のため、inetdから起動するよう変更。
    (体感速度に変化なし。)
    

    landisk:/# dpkg-reconfigure samba
    The Samba daemon smbd can run as a normal daemon or from inetd. Running
    as a daemon is the recommended approach. 
    
    How do you want to run Samba?  inetdを選択。
    

  • nmbd … NetBIOSの名前解決に使用されるデーモン
    こいつも停止させます。
    nmbdを停止すると名前解決ができなくなるため、IPアドレスを直接指定してsambaへアクセスすることになります。
    多少不便になりますが、ショートカットを作成しておけば問題ないでしょう。
    
    他、HDDの停止設定を行っている場合、次のようなメリットがあります。
    他のWindowsマシンからの名前解決に応答しなくなるため、HDDのスピンアップ頻度を大幅に低減できます。
    

    landisk:~# /etc/init.d/samba stop
    landisk:~# update-rc.d -f samba remove