iohack版chroot-debian環境の構築 Edit

  • debian化の方針
    debian化の方針を次に記します。
    • LANDISKのオリジナル環境は一切変更しない。
      LANDISKのルートファイルシステムをrwで再マウントすることなしにdebian環境を構築します。
  • debianディストリビューションをchrootの環境に構築
    debian環境で作業しながら、NAS(LANDISK)としても使用できます。
  • データ領域の共有化
    LANDISKの/mnt/hda3/shareディレクトリは、debian環境からは/shareでアクセス可能です。
    当然ながら、ネットワークで接続されたWindowsやMac等からも/shareディレクトリへアクセスできます。
  • ベースパッケージの取得および解凍
    /mnt/hda3/debian以下にdebianのシステムをフルインストールします。
    まず、次の2つのファイルを用意します。

    次に、debian環境を格納するためのディレクトリを作り、Setup_files.tgzを展開します。
    # mkdir /mnt/hda3/debian
    # cd  /mnt/hda3/debian
    # tar vxfz どこかの/Setup_files.tgz
    base-sh4-for-landisk-xxxxxxxx.tar.bz2を展開します。
    # cd Setup_files
    # cp 何処かの/base-sh4-for-landisk-20050404.tar.bz2 .      # コピー
    # bzip2 -d base-sh4-for-landisk-20050404.tar.bz2           # 圧縮展開 
    # cd /mnt/hda3/debian
    # tar vxfp Setup_files/base-sh4-for-landisk-20050404.tar 
    ネットワーク関連のファイルをLANDISK環境からコピーします。
    # cp /etc/hosts       /mnt/hda3/debian/etc/
    # cp /etc/resolv.conf /mnt/hda3/debian/etc/
    # hostname      >     /mnt/hda3/debian/etc/hostname
    shareディレクトリを作成します。
    # mkdir /mnt/hda3/debian/share
    UTC(/mnt/hda3/debian/etc/default/rcS)を変更します。
    # Set UTC=yes if your system clock is set to UTC (GMT), and UTC=no if not.
    UTC=no
    
  • debian環境の起動・終了スクリプトの作成と実行
    • 起動スクリプト(debian_start)
      /mnt/hda3/debian_startを以下の内容で作成します。
      #!/bin/sh
      root=/mnt/hda3/debian
      
      if [ ! -e $root/proc/cpuinfo ]; then
          $root/usr/sbin/chroot $root mount -t proc proc /proc
      fi
      
      if [ ! -e $root/share/disk ]; then
          mount --bind /mnt/hda3/share $root/share
      fi
      
      /etc/rc.d/init.d/S95httpd stop
      sleep 1;
      
      $root/usr/sbin/chroot $root /etc/init.d/mysql restart
      $root/usr/sbin/chroot $root /etc/init.d/apache restart
      $root/usr/sbin/chroot $root /etc/init.d/cron restart
      $root/usr/sbin/chroot $root /etc/init.d/xdm restart
      
      
      $root/usr/sbin/chroot $root /bin/bash -l
      
    • 終了スクリプト(debian_stop)
      /mnt/hda3/debian_stopを以下の内容で作成します。
      #!/bin/sh
      
      root=/mnt/hda3/debian
      PATH=$PATH:/usr/local/bin
      export PATH
      
      $root/usr/sbin/chroot $root /etc/init.d/xdm stop
      $root/usr/sbin/chroot $root /etc/init.d/cron stop
      $root/usr/sbin/chroot $root /etc/init.d/apache stop
      $root/usr/sbin/chroot $root /etc/init.d/mysql stop
      
      killall -HUP debian_start
      sleep 1;
      
      umount $root/proc
      umount $root/share
      
    • debian環境の起動(終了)
      それぞれのスクリプトに実行属性をセットし。
      # chmod +x /mnt/hda3/debian_start
      # chmod +x /mnt/hda3/debian_stop
      次のコマンドでLANDISK環境からdebian環境へ移行します。
      # /mnt/hda3/debian_start
      landisk:/#
      ちなみにdebian環境からLANDISK環境へ復帰するには次のようにします。
      landisk:/# exit
      # /mnt/hda3/debian_stop
  • パッケージ管理ツールapt-get
    • /etc/apt/sources.listに次の1行を加えます。
      ここには、iohackに用意されていないパッケージや管理人が修正したパッケージ等を置いています。
      deb http://eggplant.ddo.jp/www/download/debian_iohack_base ./
      準備ができたなら、次のコマンドで最新のパッケージリストを取得します。
      landisk:/# apt-get update
      apt-getの動作検証もかね、いくつかの定番ツールをインストールしてみましょう。
      landisk:/# apt-get install less wget rpm     等。。。

Xvncでxserver Edit

  • X Window Systemの導入
    MS-WindowsやMac上のVNCクライアントから、xdmログインできるように設定を行います。
    • インストール
      apt-getで一気に入れてしまいます。
      landisk:/# apt-get install x-window-system xfonts-a12k12 kterm vncserver
      
    • /root/.xsession
      X Windowが立ち上がる時、最初に実行されるファイルです。 ウィンドウマネージャやアプリケーションの起動を行います。
      以下の内容で作成します。(お好みに応じて変更してください。)
      #!/bin/sh
      
      PATH=/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin:/usr/bin/X11
      export PATH
      
      [ -r $HOME/.Xresources ] && xrdb $HOME/.Xresources
      xsetroot -solid grey
      xterm -geometry 80x24+10+10 -ls -title "$VNCDESKTOP Desktop" &
      exec twm
      
    • /root/.Xresources
      これは各種アプリケーションの設定を記述するファイルです。
      お好みに応じて設定してください。 本例ではxtermの背景色と文字色を指定しています。
      XTerm.vt100.foreground:      black
      XTerm.vt100.background:      white
      
    • /root/.twmrc
      ウィンドウマネージャーtwmの設定ファイルです。
      メニューからxterm等を起動できるように変更を加えます。
      /etc/X11/twm/system.twmrc-menuをコピーして、
      landisk:/# cd /root
      landisk:~# cp /etc/X11/twm/system.twmrc-menu .twmrc
      
      以下のメニュー設定部を変更します。
      70行目付近
      #
      # And a menus with the usual things
      #
      menu "main"
      {
      		"Main Menu"		f.title
      		"Debian"		f.menu "/Debian"
      		"xterm"			f.exec "xterm -sb -ls &"
      		"kterm"			f.exec "kterm -sb -ls &"
      		"emacs"			f.exec "emacs &"
      		"xcalc"			f.exec "xcalc &"
      		"oclock"			f.exec "oclock &"
      		"xkill"			f.exec "xkill &"
      		""			f.nop
      		"Show Icon Manager"	f.showiconmgr
      		"Hide Icon Manager"	f.hideiconmgr
      		""			f.nop
      		"Exit"			f.menu "Quit-Verify"
      }
      
  • xdmとXvncの連携
    vncクライアントからxdm経由でログインできるように設定します。
  • debian環境のrootパスワード設定
    ルートアカウントでxdmログインするには、パスワード必要となりますので設定しておきます。
    landisk:~# passwd
    Enter new UNIX password:  ←パスワード入力 
    Retype new UNIX password: ←再度入力 
    passwd: password updated successfully
    landisk:~# 
    
  • /etc/X11/xdm/Xservers の最下行を次のように変更します。
    #:0 local /usr/X11R6/bin/X vt7 -dpi 100 -nolisten tcp
    :0 local /usr/bin/Xrealvnc -geometry 1024x768 -depth 16
    
  • xdmを起動します。
    landisk:/# /etc/init.d/xdm restart
    Starting X display manager: xdm.
    
  • vncクライアントから接続します。
    WindowsやMac上のvncクライアントから接続します。
    通常は、"IPアドレス:DISPLAY番号"で接続しますが、
    xdm経由で接続する場合は、IPアドレスだけを入力します。

    vnc-xdm1.jpg

    vnc-xdm2.jpg

    debian環境のアカウントでログインできます。
    ただし、rootの場合はパスワード未設定だとログインできないようです。

  • その他
    /mnt/hda3/debian_startを次のように変更すると、
    直接xdmからログインできるようになって便利かもしれません。
    $root/usr/sbin/chroot $root /etc/init.d/xdm restart
    
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Last-modified: 2006-06-13 (火) 20:02:26 (6609d)