Mac mini/X.ボツネタ

Webalizer †

昨日はあったのに、本日のメンテでfinkからwebalizerパッケージがなくなてる。。汗

Webalizerとは
Apacheのログ解析をして、アクセス履歴を視覚的に表示してくれるツールです。本家HP。
インストール
finkにソースパッケージがあるようなのでそれを導入してみます。
- FinkCommanderのアイコンをクリックして立ち上げ、
- toolbarから、FincCommander->Preferencesを開きます。
- Finkタブの Use unstable packages と Use unstable cryptography pacckages
  をチェックします。
- そして、FIle->Update Tableを実行。
- さらに、Source->selfupdate-rsyncすると、リストにwebalizerが現れます。
  (もしかしたら、Source->selfupdate等もやったかもしれません。ど忘れ)
- webalizerがリストに現れたら、それを選択して、Source->Installを選択。
- 自動的にパッケージのビルドが行われ、インストールされます。
Webalizerの設定
- /sw/etc/webalizer-landsik.conf
  LANDISKで使用していた、debianのwebalizer.confをコピーします。
  (設定内容の詳細はLANDISKの設定ページを参照)
  以下の箇所をMacOSX用に書き換えます。
```
LogFile    /var/log/httpd/access_log
OutputDir  /Users/www/Sites/webalizer
HostName   Macmini
```
  なお、OutputDir は Webalizer の集計結果を保存する場所を指定します。
- OutputDirの準備
  作成します。
```
Macmini:~ user$ sudo mkdir /Users/www/Sites/webalizer
Macmini:~ user$ sudo chown -R www:www /Users/www/Sites/webalizer
```

/etc/httpd/users/www.conf
ブラウザからアクセスできるよう、Apacheの設定ファイルに、OutputDirの情報を追加します。
なお、全ての人の閲覧権限を与えることは、セキュリティ上好ましくないため、
ローカルネットワークからのみアクセスできるよう設定します。
以下の記述を追加します。
```
Alias /webalizer /Users/www/Sites/webalizer
<Location /webalizer>
    Order deny,allow
    Deny from all
    Allow from 127.0.0.1
　Allow from 192.168.0.0/24
　Allow from 192.168.1.0/24
</Location>
```

/etc/httpd/httpd.conf
Apacheのログ出力形式をcombine形式？に設定します。

--- /etc/httpd/httpd.conf~      Sat Jul 23 21:26:18 2005
+++ /etc/httpd/httpd.conf       Sun Jul 24 03:27:11 2005
@@ -591,7 +591,7 @@
 # define per-<VirtualHost> access logfiles, transactions will be
 # logged therein and *not* in this file.
 #
-CustomLog "/private/var/log/httpd/access_log" common
+#CustomLog "/private/var/log/httpd/access_log" common
 
 #
 # If you would like to have agent and referer logfiles, uncomment the
@@ -604,7 +604,7 @@
 # If you prefer a single logfile with access, agent, and referer information
 # (Combined Logfile Format) you can use the following directive.
 #
-#CustomLog "/private/var/log/httpd/access_log" combined
+CustomLog "/private/var/log/httpd/access_log" combined
 
 #
 # Optionally add a line containing the server version and virtual host

WEBサーバの再起動
システム環境設定→共有を開いて、パーソナルWEB共有をチェック外し、再度チェックをしなおすと、
するとWEBサーバが再起動します。

Webalizerの動作確認
次のコマンドを実行すると、/Users/www/Sites/webalizerに集計結果が出力されます。
```
Macmini:~ user$ sudo webalizer -c /sw/etc/webalizer-landisk.conf
```
集計結果はHTMLで出力されるため、ブラウザでその情報を見ることができます。
```
http://IP_ADDRESS/www/webalizer/
```
cronの設定
cronを使って１時間毎にアクセスログの解析結果を出力するよう設定を行います。
MacOSXでは、GUIでcronの設定を行うcronniXというツールがあるようなので使ってみます。
- CronniX
  http://www.abstracture.de/projects-en/cronnix/
  上記ページのDownloadから入手できます。
  (入手後、アイコンをアプリケーションフォルダにコピーします。)
- 設定
  日本語化されてるんだね。らくちんです。
  - ボタン「開く」
    rootと入力して、rootのcrontabを指定します。
  - ボタン「新規」
    コマンドを起動する時間を指定して、かつ
    コマンド欄には、/sw/bin/webalizer -c /sw/etc/webalizer-landisk.confを入力
    そして、新規ボタンを押して設定完了。
  - ボタン「保存」
    設定内容を保存します。
  念のためターミナルで設定内容を確認してみます。
```
Macmini:~ user$ sudo cat /var/cron/tabs/root
# DO NOT EDIT THIS FILE - edit the master and reinstall.
# (- installed on Sun Jul 24 13:03:31 2005)
# (Cron version -- $FreeBSD: …　省略
5    *    *    *    *    /sw/bin/webalizer -c /sw/etc/webalizer-landisk.conf
```

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