deban26 clean installation using bootld

deban26 clean installation using bootld †

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bootldのインストール †

bootldについて
bootldとは、システム構築やレスキュー用途に必要な多くのコマンドをinitramfs内に持ち、かつ、kexecベースのブートローダ機能を兼ね備えた小さなLinuxシステムです。
bootldの詳細については、bootldを参照してください。

(PC-)LINUXに中身が消去されても良いHDDを接続します。
ここでは、本HDDが(PC-)Linux上で/dev/sdbと認識されたと仮定して説明します。
書き込み
bootld_255h_63s.mbr.gzをダウンロードして、ターゲットディスクにddします。
bootldを含む約8MBのファーストパーティションが作成されます。
注意:MBRごと上書きしますので、ディスク上の元のデータは全て消えてなくなります(吸い出せなくなります)。
```
# gzip -d bootld_255h_63s.mbr.gz
# dd if=bootld_255h_63s.mbr of=/dev/sdb
# sync;sync;sync
```
以上で終了です。

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bootldをレスキューモードで起動 †

レスキューモードへの入り方
- 本HDDをLANDISK(/USL-5P)へ組み込んで起動します。
- しばらくすると(約10秒)bootldがセレクトモード(緑LED OFF、赤LED点滅)で立ち上がります。
- その状態で電源ボタンを３回押すと(３回ON/OFFすると)、レスキューモード(緑OFF、赤ON)が選択されます。
- そのまま８秒間放置すれば、レスキューモードに入ります。
bootldへ接続
次のいずれかの方法でbootldへ接続してください。
- telnet (DHCPでIPアドレスが割り当てられています、user=root、passwd=landisk)
- ttySC1 (シリアルコンソール、シリアルの引き出しが必要)
- ttyUSB0 (USBシリアルコンソール、USBケーブルを挿した状態で起動しておく必要があります。最初に言って置くべきでした、汗)

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パーティション分割とファイルシステムの作成 †

パーティションの初期状態は次のようになっているのではないかと思います。

$ fdisk -l
Disk /dev/sda: 40.9 GB, 40982151168 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 4982 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes

   Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
/dev/sda1               1           1        8001   83  Linux

fdiskでパーティションを切ります。
途中省略...
本例では次のようにパーティションを切りました。

/dev/sda1 … bootld専用パーティションなので触らないこと！
/dev/sda2 … swap
/dev/sda3 … rootfs

$ fdisk -l /dev/sda
Disk /dev/sda: 40.9 GB, 40982151168 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 4982 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes

   Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
/dev/sda1               1           1        8001   83  Linux
/dev/sda2               2          39      305235   82  Linux swap
/dev/sda3              40        2472    19543072+  83  Linux

ファイルシステムの作成
/dev/sda2をスワップに、/dev/sda3のファイルシステムタイプをreiserfsにします。
```
$ mkswap /dev/sda2
$ mkfs.reiserfs /dev/sda3
$ fsck.reiserfs /dev/sda3
```

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debian26のインストール †

関連ファイルの取得と展開
- debian26 … (base26-sh4-20070709-etch.tgz)
  - メンテしてないので古いです。ファイル名の日付は新しいですが、中身は2005年11月ごろのdebian/etchです。
  - landisk-tools-20070612.tgz を含んでいます。
  - linux-2.6.22-landiskカーネルを含んでいます。
```
$ mount /dev/sda3 /mnt
$ cd /mnt
$ wget http://eggplant.ddo.jp/www/download/kernel26/linux-2.6.22/base26-sh4-20070709-etch.tgz

$ tar vxzpf base26-sh4-20070709-etch.tgz
$ mv debian26/* .
$ rm -rf debian26
```
ネットワーク設定ファイルの編集
詳細はlinux and tools for LANDISK(SH4)参照
- /mnt/etc/hosts
- /mnt/etc/hostname
- /mnt/etc/resolv.conf
- /mnt/etc/network/interfaces
- /mnt/rootfs/etc/hosts.allow

/mnt/etc/fstab

# UNCONFIGURED FSTAB FOR BASE SYSTEM
/dev/sda3     /            reiserfs    defaults        0 1
/dev/sda2     swap         swap    defaults        0 0

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bootldのブート設定 †

bootldの設定ファイル(bootld.conf)のコピー (コピー済み)

$ mkdir /mnt2
$ mount -t /dev/sda1 /mnt2
$ cp /mnt2/boot/bootld.conf /mnt/boot/
$ umount /mnt2

ブートラベルの確認 (設定済み)
赤文字の３箇所を確認します。
カーネルが未指定の場合、bootldは、/zImage /vmlinuz /boot/zImage /boot/vmlinuzの順でカーネルをサーチします。
bootld.confの設定方法の詳細はbootldを参照してください。
```
$ cd /mnt
$ cat boot/bootld.conf
… 省略 …
 1 ) # search for /zImage /vmlinuz /boot/zImage /boot/vmlinuz
     IMAGE=/dev/sda3
     APPEND="mem=64M console=ttySC1,9600 root=/dev/sda3"
… 省略 …
```
起動カーネルの準備 (設定済み)
/boot/linux-2.6.22-landiskを、/vmlinuzへリンクして起動カーネルとして設定します。
```
$ rm vmlinuz
$ cd /mnt
$ ln -s boot/linux-2.6.22-rc2-landisk vmlinuz
```

終了
```
$ cd /
$ umount /mnt
$ reboot
```
無事debian26が立ち上がったら、 linux and tools for LANDISK(SH4)のLogin can be done by the telnet.の要領でtelnet ログインして、Additional setupに進んでください。

もし起動失敗したなら、再度レスキューモードで起動して問題を修復すればOKです。

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comment †

正直、ddで根こそぎbootldをコピーしていいのかどうかわかりませんが、「動いてるからいいや！」ってノリで試していただければ幸いです。 -- 管理人? 2007-06-03 (日) 16:24:29

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