バックアップの方針 Edit

下図のように、2台のLinuxマシン間でrsyncコマンドを使用してバックアップを行います。

rsync-backup.png

バックアップ元の設定 Edit

  • rsyncとrsh-serverをインストールします
    landsik(192.168.1.80):~# apt-get install rsync rsh-server  
    
  • /root/.rhosts
    マシン192.168.1.81のrootから接続を許可するという意味の設定ファイルを用意します。
    192.168.1.81 root
    
    以上で、バックアップ元の設定は終了です。

バックアップ先の設定 Edit

  • rsyncとrsh-clientをインストールします
    landsik(192.168.1.81):~# apt-get install rsync rsh-client 
    
  • バックアップ場所の用意
    何処でもお好きな場所に。。。
    landsik(192.168.1.81):~# mkdir /share/backup
    
  • rsync_backupスクリプトを用意します
    バックアッ元の/etc、/share、/homeをバックアップ先の/share/backupへバックアップします。
    #!/bin/sh
    
    rsync -av -e rsh --delete 192.168.1.80:/etc   /share/backup/
    rsync -av -e rsh --delete 192.168.1.80:/share /share/backup/
    rsync -av -e rsh --delete 192.168.1.80:/home  /share/backup/
    
  • rsync_backupに実行属性をセット
    landsik(192.168.1.81):~# chmod +x rsync_backup
    
    以上で、バックアップ先の設定は終了です。

バックアップの実行 Edit

  • rsync_backupをバックアップ先で実行すればOKです
    landsik(192.168.1.81):~# ./rsync_backup
    

  • 補足…2回目以降実行する場合は
    • 変更があったファイルのみがバックアップされるので、短時間でバックアップが終了します。
    • '--delete'オプションは、両ディレクトリ間の中身を完全に一致させるためのオプションです。
      すなわち、バックアップ元で削除されたファイルは、バックアップ先でも削除されます。


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添付ファイル: filersync-backup.png 277件 [詳細]

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Last-modified: 2006-06-13 (火) 20:02:27 (6690d)